人間関係を嗜む

離婚をすると、大きな余暇を手に入れることができます。その時間をどのように使うかはその人次第…仕事をもっとバリバリとこなしても、趣味につぎ込んでもいいでしょう。しかし、せっかくならば結婚生活中におろそかにしていた対人関係を、この機会にまた温めていきたいものです。同僚と飲みに行ったり、旧友と久々に遊んでみたり…。

仕事も広がる交流を

煙草をやめると、仕事が減る、という話を聞くことがあります。つまり社内の喫煙所はちょっとしたサロンとなっていて、そこで仲間と親しく話すことで仕事が広がっていく、という意味のようですね。これが喫煙の習慣を廃すと、同時に失われるわけです。

もしかするとあなたも、結婚生活に縛られているうちに、仕事、あるいは躍進のチャンスを逃していたのかもしれません。何も煙草を吸い始める必要はありませんが、少し時間を作って仕事仲間を飲みにでも誘ってみればいかがでしょうか? 誰かが面白い儲け話を持っているかもしれませんよ。仲間との交友には、そんなメリットもあります。

旧交を温めて、人生を豊かに

本当に大切な友達には、大体が人生の前半に出会ってしまっているものです。年を取ってからやみくもに友達を探そうとしても、どうしても「仕事」「カネ」などの現実的な事情が絡んできて、心から交友を楽しめなくなります。離婚をきっかけにして、かつて仲良くしていた友達に連絡を取ってみるのも、とても素敵なことだと思いませんか?

お酒でも飲みながら思い出話を語り合えば、夜もすぐに更けてしまうことでしょう。何度も何度もそうして会っておしゃべりに興じるうち、再び彼らとの間に強い絆が生まれるかもしれません。家では孤独に暮らしていかなければならない熟年離婚者にとって、友情はとても大切。1人でも親しい友達がいれば、それだけで生きのびていくことができます。

「星の王子さま」などの著書で知られるサン=テグジュぺリはこのような言葉を残しています。「真の贅沢というのは、1つだけしかない。それは人間関係という贅沢だ」

離婚してから、有り余る時間を使って対人関係を深めていくのも、とても有意義なことです。1人でお酒を飲んで暮らしていると、人生はアッと言う間に終わってしまいますよ。