若い子を金で買っても偉くない

熟年の男性の中には、「モテる」ということと、色んな女性とセックスしているということとを混同してしまっている人がいます。若い男性であれば、なりふり構わず「数」を追い求めるのも悪くはありませんが、40代、50代になって大勢の女性と性交渉をもつことを尊ぶようでは、恥ずかしいだけです。そういう男性は、よほど若いころに女性にモテなくて、強いコンプレックスを胸に刻み込んでしまったのでしょう。熟年オヤジにとって「モテる」とは、金銭ではなく心で女性と触れ合うことです。

水商売の女性といくら寝ても、モテたことにはなりません

銀座のバーのホステスを「アフター」に連れ出し、そのまま朝まで付き合わせたり、新宿のキャバ嬢を「お持ち帰り」したりしても、決してモテたとは言えません。単にお金を払って付き合ってもらっているだけです。飲食店の女性は金払いの良い男性には「枕営業」という「仕事」をするのが常識です。「仕事」としてセックスにつきあっているだけであって、愛情などかけらもありません。もしそんなことに気が付かないのだとしたら、とても恥ずかしいことです。

出会い系サイトで出会った女性は、単にセックスがしたいだけの相手です。ついでにお金ももらえたらありがたいとつきあってくれるわけですので、これも「モテる」にはカウントできない相手です。むしろ、普通の女性と付き合えないから、こうした女性に入れ込むわけで、援助交際相手や水商売の女性としかセックスできないことは、モテない男の象徴ともいえるのです。

「複数のセフレがいる」という男性もいます。お金のやり取りがなければ、それは「モテる」うちにカウントしてもいいかもしれません。しかし、「セフレ」とは身体だけの関係です。「心」の伴わない相手とたくさんセックスをしたところで、「勲章」にはならないでしょう。むしろ、若いころになにか性的なコンプレックスを抱え、いまだにそれが解消できずに続いていると思われます。どうせなら「セフレ」ではなく「恋人」をたくさん作りましょう。

大勢とではなく一人と深くつきあうのが、モテるおじさん

「愛人が三人いる」というオヤジもいます。3人もの女性から愛されているとすれば立派なことですが、それをうらやましいと考えてはいけません。3人もの女性を同時に愛することなどできるはずがありません。一人ひとりに対する愛情が薄いからこそ、同時に3人と付き合えるのです。3人愛人がいると、性欲が3倍発散できるのかといえばそれもありません。

モテるオヤジの神髄は、一人の女性から深く愛されることであり、自分も深く愛することです。薄っぺらな愛情なら、若いころでもいくらでも掛け持ち恋愛できます。そんなことは1回経験すれば十分なもので、歳を重ねてからいくつも経験するのは、バカバカしいことです。

お金を使ってたくさんの女性と寝ても、モテたことにはなりません。お金をかけずに一人の女性から深く愛されてこそ、モテるオヤジと言えるでしょう。