熟年婚に向けた最初の取り組みとは?

熟年婚を目指して、結婚相談所に登録される方が増えています。「一人は寂しいので…」や「老後が一人だと不安で…」と思う気持ちは理解できますし、人生の後半戦、新しいパートナーと一緒に歩むことは素晴らしいと言えます。

しかし結婚は人生の一大転機であるため、たとえ酸いも甘いも分かっている中高年の方でも、気を付けておきたい点が多くあると考えてください。

そして熟年婚を目指す上で最初に取り組みたいことは、「自分を限りなく真っ白にする」ということです。

自分を限りなく真っ白にする

新品と中古品なら、新品の方が良いに決まっています。そして言葉は悪いですが、熟年婚を目指す方は新品ではありません。たまたま独身のまま中高年を迎える方もおられますが、ほとんどは離婚や死別を経験なさっている皆さんです。

そして熟年婚を目指すなら、出来る限り自分を真っ白(新品)に近い状態にしてください。たとえば、前の配偶者との思い出の品を処分したり、あるいは思い切って引越しをするなどを検討しましょう。実際、熟年婚を気に引っ越しされる方は多いと言えます。

人生の新しい門出を新しい住居で迎えると、すべてが新しく感じられるため、それまでの生活感を引っ張らずに新生活をスタートさせることが出来ます。

真っ白じゃなかった事例

可能な限り自分を真っ白にすることが大切なのですが、それが出来なかった事例を1つ紹介します。

ともに50代の男女が結婚相談所で知り合い、初めて会ったときから気が合うと感じていました。会話も盛り上がり、しばらくお付き合いした後に男性からプロポーズを受けることになります。

しかし男性の自宅に行って女性はビックリしました。男性は前の奥様とは死別していたのですが、いまだに遺骨を納骨できず、自宅に置いたままになっていました。男性からすれば「もう少し一緒にいたい…」と思う気持ちがあったのでしょう。女性の方も、「こんなに奥様を大切に思っていたんだ」と男性のやさしさに感心したのですが、さすがに前の奥様の遺骨と新生活を来ることは出来ません。

結局、男性の方から「配慮が足りなかった」と納骨してもらったのですが、このように以前の生活を引っ張ると新生活をスムーズに始めることが出来ないでしょう。

この事例は男性が素直に納骨してくれたので良かったものの、仮に納骨を拒否していたらどうなっていたのでしょうか?やはり前の奥様の遺骨と一緒に生活は出来ないので、結婚には至らなかったと思います。

いかがでしょうか?少し極端な事例を紹介しましたが、「真っ白に近づける」とは「前の生活から自分を切り離す」ということです。もちろんこれは男女とも同じであり、女性もそれまでの自分から新しい自分にならなければいけません。

20代カップルの新婚と50代カップルの熟年婚は違います。新婚カップルは、嫌でも新鮮な気分で新生活が始まります。しかし熟年カップルの場合、努力して気分を切り替える必要があると考えてください。