俺の伴侶はこいつだ~素晴らしい充実感

これまでひっそりと生きてきた…仕事に明け暮れて、浮ついた俗字にはわき目も振らず。そんな男性にとって、年老いてから得た伴侶は、これ以上ない至福のごとき存在。心情的なメリットも高い、それが熟年婚なんです。

熟年婚をするメリットにも、いろいろなものがあります。しかし心理的な「充実感」、これに勝るものはないのではないでしょうか? 確かに、家事をしてくれる、温かい体に触らせてくれる…これも伴侶を得ることの喜びでしょう。ところが、こう言うと身も蓋もないようですが、それはお金を払えば手に入れられる種類のものでもあります。家政婦を雇ったり、風俗に行ったりすればいいだけのこと…決して間違いではありませんよね?

しかし「伴侶を得た!」というそれ自体の喜びは、他に求めることができません。これまで孤独に暮らしてきた男性ならば、その思いもひとしおでしょう。

ようやく見つけた運命の人

「まったく女性に縁がなかったからこれまで結婚できなかった」「定期的に付き合う女性はいたけれど、結婚したいほどの人は一人もいなかった」…男性が人生の晩年まで結婚しない理由も、実に様々です。

しかし、「運命の人を見つけられなかった」という点は誰にでも共通すること。そして「運命の人」と人生の終盤で出会えた喜びは、若い頃に急いで結婚した人には理解できないほど、大きくて、欠け替えのないものです。

本当は結婚した女性が「運命の人」かどうかは、誰にもわかりません。しかし年を取ってから新しい女性と出会うという現象自体がとてもシンボリック。結婚は、「ダメだと思っていた俺も、やればできるんだ」という思いを、熟年男性に抱かせてくれます。

そう考えれば、今までの不遇すら、輝かしい熟年結婚のためのステップとして捉え直すことができます。自分で自分の半生を評価できる…これも熟年婚急増の背景かも。

充実感がなければ…

自分が生き、行ってきたことに充実感を持てなければ、満足して死んでいくことはできません。たとえ資産家の家に生まれても、自分では何らの努力もせず親の金で遊び呆けて過ごせば、ふと終末で、「俺の人生は何だったんだろう」と悲しくなるはず。

年を取ってようやく獲得した伴侶、そして「結婚」という行為は、それだけで人生に価値を与えてくれます。「俺こそが勝ち組だ」そう思いながら残りの人生を生き、そして死んでいくことができるでしょう。熟年婚には、実はそんな大きなメリットもあるんです。