俺の骨は誰が拾う? 老後の恐怖

熟年離婚をしようと思う人に警告! 老後のこと、考えていますか? 年金や退職金があれば有意義な生活ができるわけではありません。あなたは一人の寂しさに耐えられる?

熟年離婚を考える男性がもっとも恐怖するのが、「老後」のことです。年老いて体力もなくなると、生活はとても苦しいものになります。そんなときに手を貸してくれる伴侶がいないなんて…特に寂しがり屋な男性には耐えられません。しかしそういった心情面の事情だけでなく、その奥にはもっとシビアな問題も控えています。そう、「死」です。

避けられない退職

まだ現役で仕事をしているうちは、そこまで一人の苦しさを感じることはないでしょう。周りには一緒に戦う仲間がいて、あなたの仕事ぶりを慕う部下もいます。しかし、いずれ必ずリタイヤする日もやってきます。いえ、終身雇用制度が崩れつつある日本、そしてこの不景気では、いつクビになるかもわかったものではありません。仕事から解き放たれて真の意味で「一人きり」になったとき、そこから本当の独り身生活が始まります。

そして孤独がやってくる

毎日目が覚めても、「おはよう」と挨拶を交わす相手もいない。黙って食卓に着いて新聞を読んでいても、いつまで経っても朝食は出てこない。たまらず家を出て遊んでも、必ず誰もいない家に帰ることになる。狂いそうな孤独と寂しさ…これが熟年独身男性のリアルです。気軽に連絡を取れる友達もいない…という人だって決して少なくはないでしょう。

人との関わりに飢えてどこかのサロンに潜り込もうとしても、プライドの高い熟年男性は敬遠されます。寂しさからうつ病になって、自殺の衝動に駆られることもあるかもしれません。そんな状態が死ぬまで続く…想像してみるだけで気が滅入る話です。

男やもめに蛆が涌く

人間は死を避けることができません。誰もがいつかは必ず死ぬことになります。しかし死に方を選ぶことはできます。誰かに見守られて死ぬか、1人で死ぬか…。現在、独身の熟年男性が孤独死してしまう事件が後を絶ちません。男やもめに蛆が涌く、という言葉もありますが、単なるレトリックを超えた現実として、蛆にまみれて死んでいく人もいます。

あなたの骨は、いったい誰が拾ってくれるのでしょうか? 自由に憧れて熟年離婚することも、悪くはないでしょう。しかし、代償なしに得られるものはありません。上のようなデメリットがあることを覚悟した上で、離婚を吟味することをおすすめします。