「期待せずに感謝はする」を大切にしよう

熟年婚と聞けば、若いカップルよりも幸せな生活が待っているイメージがあります。以前の配偶者との離婚や死別で忍耐も付いているでしょうし、初婚であっても年齢とともに精神が落ち着いていくため、若いカップルと比較して安定した結婚生活が送れる印象があります。

しかし、中には熟年婚したのに再び離婚してしまうカップルもいます。そうならないためには、「期待せずに感謝はする」という考え方を大切にしておきましょう。

熟年婚だからこそ、相手に求めすぎない

夫婦の離婚理由の一つに、「性格の不一致」があります。しかし本当に性格が合わないのであれば、そもそも結婚していないはず。「本性を隠していた」ということもありますが、じつは結婚後にお互いの考え方がズレていき、最初は小さな溝だったのが離婚する時には修復不可能なくらいに大きくなっているケースが多々あります。

では、どんな原因で考え方がズレていくのでしょうか?最も大きな要因として考えられるのは、「相手に多くを求めすぎる」という点です。これは女性に多く見られる特徴で、男性に生活費を稼いでもらうのはもちろん、「週末は家事をやってほしい」「子育てを手伝ってほしい」「記念日はちゃんと祝ってほしい」など、これでは男性は疲れるばかりです。

その上、やってくれなかった時はガッカリして、その積み重ねが「ダメな夫」のイメージを作っていきます。最終的には自分の頭の中にあるダメな夫と一緒に暮らすのが嫌になり、離婚してしまう夫婦も多いでしょう。この場合、果たして夫は本当にダメな夫なのでしょうか?妻の要求が多すぎたために、妻が勝手にダメな夫と認識してしまった可能性も考えられます。

だからこそ、熟年婚でも「期待せずに感謝をする」が大切になってきます。相手に多くを求めすぎず、むしろ「やってくれないのが普通」と割り切りましょう。そしてやってくれたら感謝をするという考え方でいれば、熟年婚でも落ち着いた幸せを手にすることが出来るはずです。

夫の妻に対する考え方

上記は、「妻の夫に対する考え方」です。では男性はどうなのでしょうか?やはり「ありがとうの言葉」が大切になってきます。離婚歴がある方なら、過去の結婚生活を振り返って下さい。元妻に対して「ありがとう」をちゃんと言っていたでしょうか?おそらく、多くの方が言っていなかったと思います。

熟年婚は、言葉は悪いですが「訳アリ婚」とも言えます。お互いがそれぞれの過去を持っており、過去につらい経験をされた方も多いと言えます。だからこそ、新しい生活ではお互いが気持ち良く生活できるよう、夫としてパートナーとして、妻への「ありがとう」の言葉は忘れないようにしてください。

妻の夫に対する考え方は、「期待せずに感謝する」をキーワードにしてください。一方で夫の妻に対する考え方は「ありがとうの言葉」です。これを忘れなければ、人生の後半戦を素敵なパートナーと穏やかに暮らすことが出来るでしょう。